会津怪談録
今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「南山大蛇の事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 若松城下から西、現在の南会津郡一帯はかつて「南山」と呼ば…
今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「光りもの事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 福島県会津若松市にあった郭内のニノ丁に住む侍が、とある日の…
今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「某屋敷の事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 福島県会津若松市米代付近に存在していた、とある侍屋敷で起こ…
今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「血の池屋敷の事」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 場所は若松の城下町、「米代」と呼ばれる地域の話となる。 …
今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「田村山村の妖怪」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 若松城下近くにあった田村山村(現・会津若松市)に嫁いだ…
今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「一つ目の童子」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp とある小女が、侍屋敷において遭遇した妖怪との話となる。 そ…
今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「猪苗代の魔所」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp これは、現在も福島県耶麻郡猪苗代の地に残る地名「木地小屋…
今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「牛屋敷の化物」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp これは、会津若松の城下に存在していたとある侍屋敷では、正…
今回は、以前ブログ内でご紹介をした「会津怪談録」について、ブログ化はしていない内容ではあるものの、現代風に動画化をしてはみたので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「円城寺彦九郎古猫を射とめる」。 会津藩の…
今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「池上家の妖怪」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp とある侍が拝領した屋敷内で発生する摩訶不思議な出来事を分…
今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。 youtu.be 今回ご紹介する動画は「伏見ヶ滝で大蛇を見る」。 sizyuukara-1979.hateblo.jp 現在の会津若松市の奥座敷である東山温泉付近にある…
今回、以前ご紹介した「会津怪談録」について、より分かりやすくお伝えできるよう動画化することを試みた。 youtu.be sizyuukara-1979.hateblo.jp ご覧いただけると幸いである。
1 概要 融通寺町口の東向かいに斉藤金兵衛という侍が住んでいるが,その屋敷に篠原某という者が住んでいた頃の話である。 篠原氏の身の上に何かあるような時は,座敷の縁を夜中,大山伏が錫杖をついて数遍歩いて玄関に出て行くという。特に月夜の晩はその姿…
1 概要 米代一ノ丁南側桂林寺通東角に、三宅源右衛門という300石取りの侍が住んでいた。 この源右衛門が部屋住の若い頃の事、長年使っていた召使いの女を寝所に呼び、情を交わし妾のようにしていたが、その後、媒酌する者がいて、この女を甲賀町通りに住む…
1 概要 米代辺りにある某屋敷のことである。 家人の某が外出し,夜になり屋敷に帰って来た。その際,昼間のうちに子供の守り脇差を座敷の次廊下に置いてある,女の乗り物の中に忘れていたことを思い出し,乗り物置き場も分かることなので,自ら灯りも持たず…
1 概要 本二ノ丁北側甲賀町の東角に、「御用屋敷」というものがあった。これは、藩主が在国の時、江戸からお供した小姓や屋敷のない侍が住む所で、数十軒の長屋であった。 ある年、江戸からお供してきた片峯九八という小姓がいた。その九八が病気になった時…
1 概要 本三ノ丁上の角場(鉄砲の練習場)は、昔から色々な怪しい事があった。 内小田垣に日向新兵衛という人がいたが、ある日、友達を訪ねての帰り道、ちょうど夕暮れ過ぎの薄暗くなりかけの頃、供の者を一人連れ、三ノ丁下から東へ上り角場の辺りまで来る…
1 概要 米代一ノ丁諏方通り北側の東角に、杉浦甚五兵衛という400石取りの侍が住んでいた。この屋敷の長屋門西の隅、諏方通りの角にある出格子に化け物が住んでいるという噂が世間に流れていた。 同じ丁の南側、今の聖堂の内、筒井三九郎という人のところに…
1 概要 中林弥一右衛門という人が、ある日友達を集めて四方山話をしていた際、昔から百物語をすると怪しいことがあると言い伝えがある、私も試してみたいと思っていたが、良い友達がいなくて実現できなくていた。皆さん、やってみませんかと持ち出してみた…
1 概要 一ノ丁大町通り北角に堀源吾という100石取りの侍がおり、その弟の嘉内と同居していた。 ある日、嘉内が友達2、3人を伴い、甲賀町口から自分の家に帰ろうとして、五ッ(午後八時)頃、四ノ丁南側甲賀町通り東角の日向源右衛門の屋敷前まで来ると、…
1 概要 本二ノ丁三日町通り東角に辰野氏が住んでいたが、同人の屋敷は昔から怪しい事があると言われていた。例えば、座敷の庭の松の木から提灯程の光る物が、特に雨の夜や月のない暗い夜には必ず出ると言い、人通りもなくなった。 ある正月のこと、辰野氏の…
1 概要 享保八年(1723年)4月初めのことである。その日は小雨が降り、月明かりのない暗い夜だった。 大町に住む町人が、用事があり上一ノ町を下り行くと、一ノ町中程から白い浴衣を頭に被った女が、かなりの隔たりはあるが、先に立ち行くことに気が付いた…
1 概要 原村という所に、心のあまり良くない馬方がいた。欲張りで無法なこの男は、馬にろくな飼料も与えず、昼夜駄賃取りに使っていた。この者は別に貧しくはないのだが、馬に酷い仕打ちをするので、村人は馬方を良く言わなかった。 ある日、馬方が馬を引い…
1 概要 会津北方の小荒井村(現喜多方市)という所に酒屋があった。 ある時、一人の上品な女が酒を買いにやってきた。店主はいくら買いますかと聞くと、女はまず一升ください、と言う。そして、女は出された酒をたちまち飲み干し、聞き及ぶより良い酒ですね…
1 概要 猪苗代の木地小屋では、山から伐り出した木地を若松城下に売り生計を立てていた。 ある日、木地小屋に住む親子の息子が木地を城下に運んで行ったので、老人が一人留守居をしていた。 やがて日も暮れたので,家の戸障子を閉めていると、何かが家の辺…
1 概要 延享三年(1746年)の夏の昼下がり,辰巳の方角(南東方)で地響きがして,家々に当たる音は地震のようであり,また,大砲を撃つ音のようであった。 その時,二ノ丁の御厩の辺りを通行中の者が,丑寅の方角(北東)の磐梯山から,戌亥の方角(西北)…
1 概要 会津の北方に滝沢という村があり,その五,六丁北に八幡社がある。 この八幡社は,昔,八幡太郎義家が奥州攻めをした時,京都の男山八幡宮を勧請したもので,境内には樹木生い茂り昼さえ薄暗く,まして夜ともなると梟が鳴き,狐が乱菊の草むらで戯れ…
1 概要 会津城下に新町という侍屋敷があった。この一番丁の東側,後藤良右衛門の住んでいる家のことだが,古いことで当時の家主が誰かは不明である。 しかし,世人の語り伝えるところによると,当時は連歌が盛んで,近所の人がこの家に集まり,色々連歌を作…
1 概要 会津南山に八十里越えと言う越後に通じる峠がある。この八十里越えに,山から大蛇が出て四方を見回し,その辺りの人家を荒らそうか,それとも越後の浦にでも行こうか,などと首をもたげて,しばらく辺りを見回していた。 すると,山の上から大岩が崩…
1 概要 郭内本二ノ丁桂林寺町通り南側西角に,笹原與五兵衛という侍がおり,この者には,同じ丁の少し上に,笹原伝右衛門という従弟がいた。 伝右衛門がある夕方少し過ぎに家に帰ろうと,二ノ丁北側を通り桂林寺通りまで来て,それから自分の家に入ろうとし…