福島県心霊スポット情報

福島県心霊スポット情報

福島県内の心霊スポット(全国に拡大予定、まずは東北から。)の概要とその情報について,霊感ゼロの四十雀が独断と偏見を交えつつ解説したいと思います。

会津怪談録

斉藤金兵衛屋敷の事(会津若松市)

1 概要 融通寺町口の東向かいに斉藤金兵衛という侍が住んでいるが,その屋敷に篠原某という者が住んでいた頃の話である。 篠原氏の身の上に何かあるような時は,座敷の縁を夜中,大山伏が錫杖をついて数遍歩いて玄関に出て行くという。特に月夜の晩はその姿…

三宅源右衛門古貉を切る事(会津若松市)

1 概要 米代一ノ丁南側桂林寺通東角に、三宅源右衛門という300石取りの侍が住んでいた。 この源右衛門が部屋住の若い頃の事、長年使っていた召使いの女を寝所に呼び、情を交わし妾のようにしていたが、その後、媒酌する者がいて、この女を甲賀町通りに住む…

某屋敷の事(会津若松市)

1 概要 米代辺りにある某屋敷のことである。 家人の某が外出し,夜になり屋敷に帰って来た。その際,昼間のうちに子供の守り脇差を座敷の次廊下に置いてある,女の乗り物の中に忘れていたことを思い出し,乗り物置き場も分かることなので,自ら灯りも持たず…

二ノ丁化物屋敷の事(会津若松市)

1 概要 本二ノ丁北側甲賀町の東角に、「御用屋敷」というものがあった。これは、藩主が在国の時、江戸からお供した小姓や屋敷のない侍が住む所で、数十軒の長屋であった。 ある年、江戸からお供してきた片峯九八という小姓がいた。その九八が病気になった時…

三ノ丁角場でのいろいろな妖怪の事(会津若松市)

1 概要 本三ノ丁上の角場(鉄砲の練習場)は、昔から色々な怪しい事があった。 内小田垣に日向新兵衛という人がいたが、ある日、友達を訪ねての帰り道、ちょうど夕暮れ過ぎの薄暗くなりかけの頃、供の者を一人連れ、三ノ丁下から東へ上り角場の辺りまで来る…

杉浦家の妖怪(会津若松市)

1 概要 米代一ノ丁諏方通り北側の東角に、杉浦甚五兵衛という400石取りの侍が住んでいた。この屋敷の長屋門西の隅、諏方通りの角にある出格子に化け物が住んでいるという噂が世間に流れていた。 同じ丁の南側、今の聖堂の内、筒井三九郎という人のところに…

百物語の事(会津若松市)

1 概要 中林弥一右衛門という人が、ある日友達を集めて四方山話をしていた際、昔から百物語をすると怪しいことがあると言い伝えがある、私も試してみたいと思っていたが、良い友達がいなくて実現できなくていた。皆さん、やってみませんかと持ち出してみた…

堀嘉内妖怪を見る事(会津若松市)

1 概要 一ノ丁大町通り北角に堀源吾という100石取りの侍がおり、その弟の嘉内と同居していた。 ある日、嘉内が友達2、3人を伴い、甲賀町口から自分の家に帰ろうとして、五ッ(午後八時)頃、四ノ丁南側甲賀町通り東角の日向源右衛門の屋敷前まで来ると、…

辰野氏屋敷の事(会津若松市)

1 概要 本二ノ丁三日町通り東角に辰野氏が住んでいたが、同人の屋敷は昔から怪しい事があると言われていた。例えば、座敷の庭の松の木から提灯程の光る物が、特に雨の夜や月のない暗い夜には必ず出ると言い、人通りもなくなった。 ある正月のこと、辰野氏の…

五ノ分火事まえしらせの事(会津若松市)

1 概要 享保八年(1723年)4月初めのことである。その日は小雨が降り、月明かりのない暗い夜だった。 大町に住む町人が、用事があり上一ノ町を下り行くと、一ノ町中程から白い浴衣を頭に被った女が、かなりの隔たりはあるが、先に立ち行くことに気が付いた…

原村百姓馬の祟りを受けし事(会津若松市)

1 概要 原村という所に、心のあまり良くない馬方がいた。欲張りで無法なこの男は、馬にろくな飼料も与えず、昼夜駄賃取りに使っていた。この者は別に貧しくはないのだが、馬に酷い仕打ちをするので、村人は馬方を良く言わなかった。 ある日、馬方が馬を引い…

化け女大酒をする事(喜多方市)

1 概要 会津北方の小荒井村(現喜多方市)という所に酒屋があった。 ある時、一人の上品な女が酒を買いにやってきた。店主はいくら買いますかと聞くと、女はまず一升ください、と言う。そして、女は出された酒をたちまち飲み干し、聞き及ぶより良い酒ですね…

木地小屋村大蛇の事(耶麻郡猪苗代町)

1 概要 猪苗代の木地小屋では、山から伐り出した木地を若松城下に売り生計を立てていた。 ある日、木地小屋に住む親子の息子が木地を城下に運んで行ったので、老人が一人留守居をしていた。 やがて日も暮れたので,家の戸障子を閉めていると、何かが家の辺…

妖気を見し事(会津若松市)

1 概要 延享三年(1746年)の夏の昼下がり,辰巳の方角(南東方)で地響きがして,家々に当たる音は地震のようであり,また,大砲を撃つ音のようであった。 その時,二ノ丁の御厩の辺りを通行中の者が,丑寅の方角(北東)の磐梯山から,戌亥の方角(西北)…

滝沢八幡社跡の妖怪(会津若松市)

1 概要 会津の北方に滝沢という村があり,その五,六丁北に八幡社がある。 この八幡社は,昔,八幡太郎義家が奥州攻めをした時,京都の男山八幡宮を勧請したもので,境内には樹木生い茂り昼さえ薄暗く,まして夜ともなると梟が鳴き,狐が乱菊の草むらで戯れ…

新町化物の事(会津若松市)

1 概要 会津城下に新町という侍屋敷があった。この一番丁の東側,後藤良右衛門の住んでいる家のことだが,古いことで当時の家主が誰かは不明である。 しかし,世人の語り伝えるところによると,当時は連歌が盛んで,近所の人がこの家に集まり,色々連歌を作…

南山大蛇の事(南会津郡只見町)

1 概要 会津南山に八十里越えと言う越後に通じる峠がある。この八十里越えに,山から大蛇が出て四方を見回し,その辺りの人家を荒らそうか,それとも越後の浦にでも行こうか,などと首をもたげて,しばらく辺りを見回していた。 すると,山の上から大岩が崩…

光りものの事(会津若松市)

1 概要 郭内本二ノ丁桂林寺町通り南側西角に,笹原與五兵衛という侍がおり,この者には,同じ丁の少し上に,笹原伝右衛門という従弟がいた。 伝右衛門がある夕方少し過ぎに家に帰ろうと,二ノ丁北側を通り桂林寺通りまで来て,それから自分の家に入ろうとし…

血の池屋敷の事(会津若松市)

1 概要 米代辺りにある某の屋敷には,色々怪しいことがあるという。 この屋敷の中にある古井戸は,家主に凶事がある時,井戸の水が血の様に赤くなるので,血の池屋敷と言われている。 また,家主の身の上に何か変事がある時,大病がある時は,70歳程度の老…

田村山村の妖怪(会津若松市)

1 概要 中荒井組田村山村から鈴渕村に嫁いだ女がいたが,この女は夫を嫌い,昼夜となく親元に立ち帰って来た。親達はなだめすかし,いろいろな物を拵えてやり連れ戻していた。 ある夜のこと,女がまた,田村山村の親元に帰ろうと出かけた。雨がしんしんと降…

一つ目の童子(会津若松市)

1 概要 本四ノ丁辺り,侍屋敷に仕える小女がいた。 夕方薄暗くなり,裏の菜園に野菜を採りに行くと,8,9歳くらいの子供がひょっこり現れた。小女は,近所の子供だろうと思い気にもとめないでいると,その子供が「お姉さん,お金欲しい?」と聞くので,小女…

猪苗代の魔所(耶麻郡猪苗代町)

1 概要 猪苗代の木地小屋の人達は,深山に分け入り椀等の木地を挽き,城下等に売り出していた。 この木地小屋の男が,山に行き木地を拵えていると,夜中過ぎ頃,小屋の上で何者かがドダガダとさせる。不審に思い外に出てみるが怪しいものは見当たらない。 …

牛屋敷の化け物(会津若松市)

1 概要 会津城下郭内五ノ丁という所に,「牛屋敷」と呼ばれる家があった。「牛屋敷」というのは,この家に何か吉兆がある時,牛が出て後園を歩くことからこのように言われているという。 この家の主が,一年程猪苗代城代として赴くことになり,留守番として…

池上家の妖怪(会津若松市)

1 概要 米代二ノ丁北側に,池上丈右衛門という知行250石の侍が住んでいた。この丈右衛門は,元々は同じ丁の南側に住んでいたが,この屋敷に移ってきた。 引越しを終え,屋敷周りを見て回る最中,座敷の縁の下を見てみると,新しい瓦が積まれていた。丈右衛…

伏見ヶ滝で大蛇を見る(会津若松市)

1 概要 鶴ヶ城の東一里(約4Km),天寧寺湯本(現在の東山温泉)に行く道に伏見ヶ滝がある。この滝のある川は,布引山から出ており,二弊地村,中湯川村を経て西北に流れ,湯本村を経て伏見ヶ滝となる。 滝の左には湯本へ行く道,南には小田麓山,北は羽黒…

坂内郷右衛門狢を捕らえる(会津若松市)

1 概要 会津郭内本三ノ丁の上南側に坂内又右衛門という侍が住んでおり,同人には郷右衛門という子供がいた。この郷右衛門が13歳の時のことである。 この丁の東側に鉄砲の練習場があり,射撃練習の行われた朝に行くと,垜(的をかけるために砂を盛り上げたと…