今回も、以前ご紹介した「会津怪談録」の内容を現代風に動画化したので、そのご紹介をさせていただきたいと思う。
とある小女が、侍屋敷において遭遇した妖怪との話となる。
その内容は動画をご覧いただければと思うのだが、本物語の中では、小女に「お金が欲しい?」と聞くワンシーンがある。
おおよそ世の中でお金の欲しくない人間というものはなかなかいないもの、そのような心理につけこんできて・・・物語は進むのであるが、この話を聞いていると、今も昔も、お金をダシにして甘言で人を釣るという行為はメジャーだったのかな、と考えさせられてしまう。
特に最近は、SNSのダイレクトメールで、「お金を稼げる」だの「副業」だの、興味を引くワードを連発するものが多くみられる。
これもまた、過去の怪談話同様、人を怖い目にあわすものと言えると思われる。