1 概要
相馬市を走る国道6号線,成田地区付近は,事故の多い場所といわれている。話によると,車の前を横切る人影のようなものが見え,ブレーキを踏むとスリップをした,ハンドルを取られたりして事故を起こしてしまう,と訴えた運転手が多くいたという。
そのため,同地では幽霊が出る,事故で死んだ人の幽霊が原因だ,などと囁かれ,魔の国道だといわれているという。
2 解説
まずはじめに断るが,この話を見つけた資料は昭和56年初版の本で,恐らく上記の話がなされていたのはさらに昔の話のことと思われる。そのため,現在の国道6号線(バイパス)ではなく,恐らく旧国道6号線のことを指す話ではないかと思われる。
何分古い話であり,現在もこのような話がされているのか,いわくがあるのか,真相は不明である。