姫路市を通る剣道80号線に造られた相坂トンネルは大正10年(1921年)に造られたレンガ造りのトンネルで,車1台が通るのがやっとの幅しかないものの,現在も通行に利用されている。
レトロ感漂う同トンネルなのであるが,反面,心霊スポットであるという噂が流れている場所でもある。
何でも,この近辺における自殺が多発している,また,児童の死体遺棄事件が発生した,というのがその根拠らしいが,どちらも真偽は不明である(死体遺棄事件に関しては周囲で発生した事実はあるようであるが,同トンネルという訳ではない。)。
しかしながら,同トンネルにおいては,自動車のエンジンが急に停止する,無人のはずなのに人の話す声や黒い影を見た,等という怪奇現象や,顔が焼け爛れた女性の幽霊が現れるという噂があるのだという。