下津井城は岡山県倉敷市に存在していた平山城である。
同城は文禄年間(1592~1596年),同地を支配していた宇喜多秀家により築城された城であるが,秀家は慶長5年(1600年)の関ヶ原の合戦において西軍の主力のして参戦したため戦後八丈島へ流刑の身となる。
その後,同地は池田氏の所領となるものの,寛永16年(1639年)に同城は廃城となる。
歴史を見た限り,合戦が行われたとはまずない同城に,心霊スポットという不気味な噂があるとは思えないのだが,同城を訪れた者の中には,謎の体調不良に襲われたという奇怪な体験をした者もいるようである。
もしかすると,廃城後に何かしらいわくとなる出来事が発生したのかも知れないが,詳細は不明である。