1 概要
郡山市市街地にある酒蓋公園は,史料によると天和元年(1681年)に造られた,かんがい用水地とのことで,元禄時代(1688~1704年)には「逆蓋池」と呼ばれていたのが,いつしか「酒蓋池」と呼ばれるようになったという(なお,名称に「蓋」が付くのは,近くにある荒池を造る際に,一つの池を二つに区切ったことから「蓋をした」という意味で付けられたとのことである。)
現在は数多くのソメイヨシノが植樹されている市民の憩いの場でもあるが,噂によると自殺者の多い公園である,と認識されているようである。
特に,設置されている公衆トイレで複数回首吊り自殺があったとされ,同トイレで肝試しをした人が男性の幽霊を目撃した,という噂がある。
2 解説
同公園には野鳥が多く飛来するため,私も野鳥観察に訪れたことがある。その時は,心霊スポットであるという情報を仕入れる前のため,特に何も気にせず訪れた(確かに公衆トイレは存在していたと記憶している。)。
ただ,同公園内で自殺が多いという話については,残念ながらこれまで聴いたことはない。
なお,同公園では溺死事故も発生しているとのことである。池の深度は分からないが,緑色に濁った水はそれなりの深度があるように思われ,誤って落ちてしまうと危険な雰囲気は感じられた。
令和2年1月19日追記
酒蓋公園の写真を撮影したので追加掲載する。
酒蓋公園の様子。丁度訪れた日は池の水が抜かれていた。
公園に設置されていたトイレ。これが問題のトイレなのだろうか・・・?
ばけたんの使用結果。特に問題はないらしいが・・・?