滝畑ダムは河内長野市を流れる大和川水系石川に昭和56年(1981年)に設けられた大阪府内では最大規模のダムで,周囲は遊歩道やキャンプ場が整備されているほか,数多くの渡り鳥が飛来する場所でもあり,特にオシドリの飛来が有名なのだという。
また,ダム下流部の岩壁には地蔵菩薩と観音菩薩二体の磨崖仏が掘られており,堤体から眺めることもできる場所である。
しかし,この二体の菩薩が存在する場所にも関わらず,同地周辺は心霊スポットと噂されている場所なのだという。
まず,同ダムには,滝畑第一隧道トンネル,第二隧道トンネル,塩降隧道トンネル,梨の木隧道トンネルの4つのトンネルがあるが,これらのトンネルに何らかのいわくがあると言われている。
特に,塩降隧道トンネル及び梨の木随道トンネルのどちらかが「滝畑第三隧道トンネル」と呼ばれているようだが,この第三隧道トンネルには,車に血の手形が付着する,女性の幽霊が目撃されるなどの噂があるそうである。
また,架けられている夕月橋は,平成28年(2016年)に自動車の転落事故が発生,5人が死亡した場所とのことであるが,同橋では老婆が追いかけてくるという奇妙な現象が発生すると噂されているそうである。
訪れる際には十分注意を必要とする場所のようである。