福島県心霊スポット情報

福島県心霊スポット情報

福島県内の心霊スポット(全国に拡大予定、まずは東北から。)の概要とその情報について,霊感ゼロの四十雀が独断と偏見を交えつつ解説したいと思います。

御巣鷹山(群馬県)

 秩父山地北部,群馬県南部にある御巣鷹山は標高約1639mの山である。

 同山は,昭和60年(1985年)8月21日に発生した日本航空123便墜落事故の際,多くの報道で「御巣鷹山に墜落」と伝えられたため有名になった場所でもある(実際の墜落現場は御巣鷹山から南南東約1.7Kmにある,高天原山に属する尾根とのことであるが,事故当初は無名の場所で,捜査上事故現場の名称が必要であったことから「御巣鷹の尾根」と名付けられたという経緯があるという。)。

 同事故では乗員乗客524人中520人が死亡するという,単独機の航空事故としては世界最多の犠牲者を出す大惨事となったもので,現在,事故現場には慰霊碑が設けられ,事故当日には,航空会社及び遺族による慰霊が毎年続けれられている。

 ところで,事故現場や慰霊碑までの登山道は現在整備されているのだが,その整備に関して,事故現場の手前まで登山道を整備してしまうと,山から犠牲者達の幽霊が降りてくるのではないか,という議論が真剣になされていると言われている。

 このような議論がなされる程,同山は幽霊の目撃談が多いとされている場所とのことであり,慰霊目的では安易に訪れることを慎む場所と言える。

 そして,事故からすでに20年以上経過した現在,犠牲者達のご冥福を祈るばかりである。