福島県心霊スポット情報

福島県心霊スポット情報

福島県内の心霊スポット(全国に拡大予定、まずは東北から。)の概要とその情報について,霊感ゼロの四十雀が独断と偏見を交えつつ解説したいと思います。

二条城(京都府)

 二条城は京都府京都市に存在する平城で,昭和28年(1953年)には二の丸御殿6棟が国宝に,東大手門など22棟の建物が重要文化財に指定されているほか,平成6年(1994年)にはユネスコ世界文化遺産に登録されている城である。

 なお,二条城という城は,「二条御所」を含め複数存在している(足利義輝二条御所足利義昭の二条城,織田信長の二条新御所,羽柴秀吉の二条第など)が,ここで述べる二条城は,慶長8年(1603年),徳川家康の手により築城された,現存する二条城である。

 同城は関ヶ原の合戦以後に築城されたため,特段合戦が行われた歴史はなく,江戸時代には常勤する二条定番が置かれたものの,特段政庁としては機能はしていなかった。

 再び同城が歴史上の舞台に登場するのは幕末のことで,慶応2年(1866年),一橋慶喜が同城で第15代将軍拝命の宣旨を受けた後,翌年,同城にて大政奉還が行われるなど,歴史上の重大事項が行われた場所である。

 特段,血なまぐさい歴史は存在しない同城なのであるが,何故か,同城には落ち武者の幽霊が大量にいる,また,同城のお堀で大入道を見たなどという話があるようである(一説によると,明治時代の頃より,お堀では入水自殺が発生しているのだという。)。

 繰り返すが,同城自体には合戦の歴史はない。もしかすると,応仁の乱等の戦死者の幽霊なのかも知れないが,なぜこの地に落ち武者の幽霊が出るのか,その理由は不明である。