福島県心霊スポット情報

福島県心霊スポット情報

福島県内の心霊スポット(全国に拡大予定、まずは東北から。)の概要とその情報について,霊感ゼロの四十雀が独断と偏見を交えつつ解説したいと思います。

滝山城(東京都)

 東京都八王子市にある滝山城は天然要害を活かし,関東随一の規模を誇ったという山城で,昭和26年(1951年)には国の史跡に指定されている。

 同城は大永元年(1521年),山内上杉氏重臣・大石氏が築城したものと言われている。
 山内上杉氏は,天文15年(1546年)に発生した北条氏との河越の夜戦で大敗,武蔵国から影響力が失われると,大石氏は北条氏康の三男・氏照を娘婿に迎え,事実上北条氏の軍門へと降る道を選ぶ。

 さて,同城では,河越の夜戦以前にも天文5年(1536年)に北条氏康が,また,それ以降にも天文21年(1552年)に長尾輝虎(後の上杉謙信)が攻撃を仕掛けたとされており,同城が軍事上,重要な場所に置かれていたことが分かる。

 そして,永禄12年(1569年)には,小田原攻撃に向かう武田信玄が同城を攻撃,一時は同城三の丸まで攻め込まれるものの,北条氏は何とか寡兵にて防ぎきったのだという。

 この後,北条氏照は新たな軍事拠点として八王子城を整備,最終的には居城を同城へ移転している。
 そして,天正18年(1590年),豊臣秀吉小田原征伐の折には,八王子城ともども滝山城も攻撃を受けているとのことであるが,詳細は不明で,また,廃城時期もよく分からない。

 八王子城同様,多くの血が流された同城は,近隣の人間からは,八王子城よりも恐ろしい心霊スポットであると噂されている場所なのだとも言われている。
 噂によれば,同城付近では鎧武者の幽霊や着物を着た女性の幽霊が目撃されると言われているほか,訪れた者の中には原因不明の体調不良に陥った者もいるのだという。

 また,同地では自殺した者もいるそうで,その自殺者の幽霊もまた目撃されるとも言われている。

 様々な時代の幽霊が,どうも同城においては出没しているようなのである。