1 概要
いわき市田人町にある高柴ダムは鮫川に設けられたダムで,昭和12年(1937年)に着工,第二次世界大戦中一時工事が中止され,戦後昭和37年(1962年)に完成したダムである。
元々,ダムやダム湖には名称はなかったのであるが,後,右岸にある高柴山からその名をもらい高柴ダムと名付けた(異説もある。)ほか,昭和62年(1987年),地元小学生からの公募により「たかしば湖」と名付けられた。
さて,この高柴ダムであるが,この近辺では自殺と思しき遺体が発見された,また,工事関係者が亡くなっているのだという。
そのためなのか,同ダムでは心霊スポットという噂が流れているようである。
2 解説
以前,国土交通省が発行している「ダムカード」を貰うため,高柴ダムを訪れたことがあるが,かなり人気のない場所に設けられた山間部にあるダムで,周囲の静けさが不気味さを醸し出す場所であった。
上記のとおり,工事関係者の死亡や自殺現場とする説があるようだが,それを裏付ける資料等を見つけることはできなかったため,真偽の程は不明である。
なお,夜間訪れるには少し危険を伴うと感じられる場所でもあるため,訪れる際には注意して欲しい。