１ 概要
伊達市霊山町にある伊達市立霊山中学校には奇妙な噂が存在する。それは，兵士姿の幽霊が現れるというものだ。
また，その幽霊と関連は不明なのだが，かつて同中学校で火事が発生，犠牲者が出たという。
２ 解説
かつて，高校の同級生に同中学校出身の者がいたが，そのような話は残念ながら聞いたことはない。
さて，兵士の話であるが，霊山町における満州事変と太平洋戦争までの間の戦没者というは６０２名なのだという。この中の誰かが幽霊となって現れるとでもいうのだろうか。
ただ，戦没者の殆どは恐らく出征して戦没された方であり，同中学校の敷地内で戦没されたということは考えにくい（ただ，霊山町の戦争の歴史を調べている訳ではなく，憶測に過ぎない。）。もしかすると，かつて同中学校は墓地で，そこに戦没者が埋葬されていたが，その後同中学校がこの地に建設された・・・のかも知れないが，これも裏付ける証拠はない（なお，以前官報を見た際，福島市内の某地で無縁仏の墓が撤去され，そこに学校を建てる旨の公告が書かれていたのを記憶している。）。
個人的には，少し都市伝説的な感じのする話であると感じている。
