1 概要
岩瀬郡天栄村を通る国道294号線から,会津方面へと抜ける国道118号線へ入り,羽鳥湖方面へ向かう途中にある峠が,この凰坂峠である。同峠は若干道が細く急勾配の坂道であるが,それでも比較的車の往来は多い場所である。
同峠は昔から,交通事故の多い難所,とのことである。そして,それが原因かは不明なのだが,同峠を走行中,車の前を横切る黒い人影を目撃した,という怪奇現象が発生するという。
2 解説
私は同峠をよく利用するが,上記の通り道幅が狭く急勾配,さらには急カーブもあるため,運転をする際には気が抜けない場所と認識している。なるほど,このような場所ならば,確かに交通事故が置きやすそうである(なお,令和元年9月現在,同峠付近では新たにトンネルを開通しようと工事が行われている。今後,ルートの変更等があるのかも知れない。)
特に街灯や人家もない場所を走る峠のため,夜間同峠を通行される歳には,十分な注意をした方がよいと思われる。
なお,令和元年8月に同峠を走行した際の話であるが,峠の路肩に車を停め,なにやら長い棒と袋を持つ男性が藪の中で何かを探していた。よくよく見ると,その方は蛇の捕獲をしているようであった。推測ではあるが,マムシでも捕獲していたのだろうか。