盛岡市内繁華街,中津川沿いにある県民会館の近くに小さな公園がある。
その公園は通称「緑の広場」と呼ばれており,昼間は近くで働く人々の憩いの場として賑わいを見せているという。
だが,同公園には元々,盛岡中央病院が建てられており,同病院が閉院の後,更地となり公園として整備されたのだという。
そのせいなのか,同公園では怪しげな噂があるという。
なんでも,複数の人影が闇の中で浮いているのが目撃された,また,夜中なのにも関わらず子供が公園で遊んでいる姿が目撃されたといい,特に,同公園にある東屋近辺でその目撃例が集中しているそうである。
一説には,その東屋付近には,同病院の霊安室が置かれていたと言われているのだが,現在同公園で発生する心霊現象と閉鎖された病院とどの程度の関係があるのかは,残念ながら不明なのである。