福島県心霊スポット情報

福島県心霊スポット情報

福島県内の心霊スポット(全国に拡大予定、まずは東北から。)の概要とその情報について,霊感ゼロの四十雀が独断と偏見を交えつつ解説したいと思います。

閑話休題(その4)

 趣味で福島県内、いや全国の心霊スポットに関する情報を集めるようになりもう幾年の月日が立つ。
 当初は情報を集めることに満足をしていた自分であるが、やがて様々な情報を集めるともに、全国各地で似通った「心霊スポットと称されるようになった過程」が点在していることに気がつくと、次第に「心霊スポットと称されるようになった過程・原因に、事件・事故等の何らかの歴史的な事実があるか」という点に着目するようになった。

 ようは、よく廃墟にある「オーナー一家がその場で自殺した」だのの曰くについて、それが本当に起こったものなのか裏付けがないと信用できない、というものである(もっとも、この裏付けを見つけ出すことはなかなか用意でないのであるが。)。

 そして、この考え方を別な一面から見ると、「事件・事故等の何らかの歴史的な事実がある」場所というのは、心霊スポットになりうる可能性があるのではないか、という考えにもつながる。
 もっとも、これもまたその裏付けを見つけ出すことがむずかしい。なにせ、これを証明するには、そのような場所で幽霊が見えないといけないためである(あいにく私は霊感がないため幽霊を見ることなど不可能であり、証明することは能わないのである。)。

 ・・・と、いささか前置きが長くなったのであるが、私が言いたいのは、上記のようになにか曰くがある場所も、今後心霊スポットとして着目される要素をはらんでいるのかな、という点にあり、閑話休題の中でも、気が向いたらそんな話をしていきたいと考えている。

 そして、今回取り上げたいのは会津の地である。

 会津の地と言えば今も歴史的な観光地が多い場所であるが、実は凄惨な歴史があることを皆様重々ご存知であるだろう。

 そう、数多くの人が命を落とした戊辰戦争である。
 一説に3000人近くの会津人が命を落としたと言われているが、戦後、その遺体については丁重に扱われた訳でもなく、無惨な状態であったと伝わる。
 そのような場所であれば、無念の思いを残した魂魄が今なお彷徨っていてもおかしくないのではないか、と常々感じているところ、あまりその点に触れた情報は存在していないのである(ただ、皆無という訳でもない。)。

 現在は観光地として賑わう会津若松の中心街であるが、もしかすると何かしらの魂魄に遭遇する・・・そんな場面があるのやも知れないと私は常々考えているのである。