平成23年3月11日。
東北人としては忘れることのできない、東日本大震災が発生した日である。
今更多くは語らないが、同地震により発生した大規模な津波により、福島県沿岸地域に住む方々の中にも命を落とされてた方が多くいた。その御冥福をお祈りしたい。
ところで、やはりあの津波にて命を落とされた方がいる以上、何らかの心霊現象が・・・と考えてしまうのは、このようなしがないネタをブログに書いている身としては仕方がないのかな、と割り切っている。
実際、宮城県の方の大学生が卒業論文か何かで、震災後タクシーに乗る幽霊が現れるといった内容をテーマにしたというニュースを聞いたことがあり、やはり学術的(?)に関心があるところなのだろう。
ただ、実のところ、被害を受けた福島県の沿岸地域で幽霊が・・・という話はあまり聞いた記憶がない。
上記の宮城県のようにタクシーが頻繁に来るような場所ではないとか、また、手厚く供養されているとか、様々な要因が考えられるのだろうが、どうにも不思議な話である。
もっとも、各種心霊スポットと称される場所を見ると、どうも数多くの方が命を落とした場所が必ずしも心霊スポットになるとは限らないようにも感じられる。
うまく説明はできないのだが、もっとこう、怨念めいた曰くがないと、人は幽霊という形で死後現世に現れないのかな、と考えてしまう今日この頃である。