仙台市太白区には「太白山トンネル」と呼ばれる,古いトンネルが現存している。
同トンネルは,かつて仙台市長町と秋保を結んでいた秋保電気鉄道で用いられていたトンネルとのことで,同鉄道は昭和36年(1961年)に廃止されている。
特に封鎖等されている訳ではなく,現在,中に入ることは可能なようであるが,同トンネルは秋保電気鉄道が現役だった頃,同トンネル内を徒歩で歩く者が後を絶たず,その結果,人身事故が多く発生,轢死した方も発生したのだと言われている(なお,同トンネルでは,焼身自殺を遂げた者もいるのだと言われている。)。
そして,現在この人気のないトンネルを通ると,子供の幽霊がいる,座り込んでいる幽霊がいるという目撃談や,謎の白い影が写りこむという心霊写真が撮影されるなどとも言われている場所となっている。