福島県心霊スポット情報

福島県心霊スポット情報

福島県内の心霊スポット(全国に拡大予定、まずは東北から。)の概要とその情報について,霊感ゼロの四十雀が独断と偏見を交えつつ解説したいと思います。

石垣原の戦い(大分県)

 慶長5年(1600年),美濃国において関ヶ原の合戦が繰り広げられたが,それと連動して,豊後国においても石垣原の戦いが発生した。

 この戦いは,文禄2年(1591年),文禄の役の失態により改易され豊後国を失った大友義統が,「豊後一国」の恩賞の約束と毛利輝元の支援を受けたことを受け西軍に与し,豊後国へ上陸・侵攻したことに対し,豊前国黒田如水(官兵衛)もまた,豊後国へ侵攻したことにより発生したものである(如水の子・長政は東軍に与しているが,が,如水自身は,天下分け目の戦いが行われている間,九州を制圧しようとする野心があったとも言われている。)。

 当初,大友勢は細川忠興の家臣が守る杵築城を攻撃していたが,如水は同城の救援へ向かい,杵築城の軍勢とともに大友勢と石垣原にて交戦する。

 大友勢は旧主である義統が旧地に戻ったこともあり加勢する者も少なからずいたが,その兵力に差があり(大友勢約2000,如水・杵築勢約1万という。),主だった将が討ち取られ敗走することになる(両軍合わせて600余りの損害が出たのだという。)。

 ところで,この戦いにおいて,如水は角殿山という場所に陣を敷いたと言われている(現在は公園化している。)。
 そのためか,同地では,首のない鎧武者が夜な夜な闊歩しているのだ,という噂があるらしい。
 これはやはり,本合戦で討ち取られ,未だ成仏していない武者の幽霊が今も闊歩し続けているものなのだろうか。