加瀬沼は宮城郡利府町,多賀城市,塩釜市にまたがる,周囲長約4Km,面積約20K㎡の巨大なかんがい用水池である。
同沼は慶長年間(1596年~1615年)または寛文年間(1661年~1673年)のどちらかに造られたという2つの説が存在しているようで,どちらが正しいかは分からないが,いずれにせよ400年近く前の話に造られたもののようである。
現在は同沼を中心に,県立都市公園「モリリン加瀬沼公園」が整備され,現在はブラックバス釣りに訪れる者が多いとされている場所となっている。
ところで,同沼は,地元では心霊スポットであると噂されているのだという。
噂では,深夜,タクシーが同沼で女性の客を乗せたところ,いつの間にかその姿が消えいていた,しかも,乗せていた席がぐっしょりと濡れていたという,全国各地にあるタクシーに乗せた幽霊にありがちでな現象が発生するのだという。
なぜ同沼で女性の幽霊と思しき乗客が姿を現すのかは,残念ながら不明である。