糸数城は沖縄県南城市に存在した城で,昭和47年(1972年),国の史跡に指定されている。
同城の築城された時期は不明であるが,玉城城の守りの城として,14世紀前半に築城されたのではないか,とされているようで,玉城按司が三男の糸数按司に任せたという伝承があるという。
詳細な歴史があまり伝わらない同城であるが,現在,真夜中に同城を訪れると,宙を飛ぶ火の玉の如き発光体を見ることがある,また,何者かがものすごいスピードで追いかけてくる,という怪奇現象が発生すると言われている。
なぜ,同城でこのような現象が発生するのか,その理由は残念ながら分かっていない。