福島県心霊スポット情報

福島県心霊スポット情報

福島県内の心霊スポット(全国に拡大予定、まずは東北から。)の概要とその情報について,霊感ゼロの四十雀が独断と偏見を交えつつ解説したいと思います。

桶狭間の戦い(愛知県)

 永禄3年(1560年),駿河国遠江国の大名・今川義元は,三河国の兵力も含めた2万余(4万とも)の大軍を率い西進を開始,尾張国への侵攻を開始する。

 これに対し,尾張国織田信長は丸根砦や鷲津砦など主要な防衛線に兵を配置するものの義元の軍はこれを撃破,そして,義元は桶狭間の地に兵を置き休息する。

 それに対し信長は約2000の兵を率いて桶狭間の義元本陣を奇襲,義元は織田氏家臣・毛利良勝に組み伏せられ,ついにはその首と愛刀・宗三左文字を奪われてしまうことになる。

 教科書にも載る程有名な桶狭間の戦いであるが,実は合戦場は特定されておらず,現在,名古屋市豊明市にそれぞれ「桶狭間古戦場公園」,「桶狭間古戦場伝説地」が存在,桶狭間古戦場公園については,今川義元の墓や首洗いの井戸が,また,桶狭間古戦場伝説地にはお化け地蔵が残されている。

 また,桶狭間古戦場公園においては,今も夜な夜な徘徊する鎧武者の幽霊が目撃されると言われているのだという(桶狭間古戦場伝説地については,幽霊を供養するためお化け地蔵を建立後,幽霊が現れることはなくなったらしい。)。

 最後に,今川義元に関連する史跡として,桶狭間古戦場公園近くにある長福寺には義元の木造が残されているが,この木造もまた,曰くつきのものであると噂する者もいるようである。

 不運の死を遂げた義元やその配下の武将・兵士達の怨念は今もなお消えず,この地に留まり続けているのだろうか。