村山市にある湯沢沼は江戸時代以前よりかんがい用水池として使用されてきたという，歴史のある沼で，平成7年（1995年）から平成17年（2005年）の10年間に及ぶ工事の末，現在のため池の形として完成されている。
同沼は特に，浮島があることが有名で，伝承に寄れば，沼の築堤工事中，切断された岸辺がその後浮き上がったと言われており，現在は地元の愛好家の手により浮遊する島を現在の場所に移し，往時を偲ばせる景観を保っているとのことである。
ところで，同沼で写真を撮影した者の中には，その正体の分からない，怪しい影のような黒い物体を撮影した，という奇怪な現象を体験した者がいるそうである。
詳細は不明であるが，長い歴史を持つ同沼には，何かしら怪しい謎の歴史があるのかも知れない。
