昭和46年（1971年）7月30日，岩手郡雫石町上空で全日本空輸の旅客機と自衛隊の戦闘機が接触，旅客機は制御不能となり空中分解を起こし，乗客乗員162名全員が死亡するという悲惨な航空機事故が発生した。
事故当時，旅客機は音速を超える速度で降下，空中分解を起こしたといい，乗客乗員は凄まじい速度で地上に叩きつけられた。
そのため落下現場は筆舌に耐えないような惨状であったという。
その後，旅客機墜落現場は「慰霊の森」として整備され，現在も地元住民や全日空社員により手厚く維持，供養がなされている（現在の正式名称は「森のしずく公園」。）。
しかしながら，慰霊の森では今もなお，幽霊の目撃情報が多数伝わっている。
例えば，雨が降る夜には必ず森の入り口に現れる，一晩森で過ごすと乗客の霊に会う，生首が慰霊碑に並んでいるなど，数多くの心霊現象が確認されているという。
目撃情報以外にも，霊感のある人は近付いただけで吐き気を催すなど，体調不良を訴えることがあるのだという。
人気ユーチューバーが取り上げたこともあり，同地を訪れる人は多いようで，中には不謹慎な行為をする者もいるようである。
しかし，同地は，162名にも及ぶ犠牲者が眠る場所であること忘れてはならず，慰霊の気持ちを抱き訪れる必要がある。
