男鹿半島にある寒風山は標高約355mのそれ程高くない山であるが,芝生に覆われた山肌と近隣に障害物がないことから,パラグライダーが盛んに行われているほか,昭和39年(1964年)に設置された回転展望台や八郎潟に関する資料館がある,男鹿市を代表する観光地に位置づけられている場所である。
しかし,この周辺には心霊スポットが点在していると噂されているそうで,例えば,通称「石材置き場」と呼ばれている場所では,猛スピードで走る謎の男性の目撃例があると言われているほか,展望台付近の原っぱの石の下には生首が埋められている,見返り坂(峠とも)という場所では,夜中,車を走行中にバックミラーを見ると,女性の姿が写りこむなどと言われているそうである。
なぜこのような不可解な現象が起こるのか,残念ながら不明である。