福島県心霊スポット情報

福島県心霊スポット情報

福島県内の心霊スポット(全国に拡大予定、まずは東北から。)の概要とその情報について,霊感ゼロの四十雀が独断と偏見を交えつつ解説したいと思います。

小手指原の戦い(埼玉県)

 元弘3年(1333年),新田荘に拠点を持つ新田義貞鎌倉幕府打倒のために挙兵する。

 新田軍は鎌倉街道を進行,入間川にて,幕府軍と対峙,そしてついに,同川を渡った先にある小手指原にて両軍は激突することにある。

 本来,幕府軍は新田軍が同川を渡り切る前に攻撃をする予定であったが,新田軍のあまりの進行速度に付いていけず,両軍は遭遇戦の形で小手指原にて激突,その数,30余回となったのだという。

 兵力においては幕府軍が優勢であったが,日頃,幕府に対して不満を抱く武蔵国御家人の援護を受けた新田軍が次第に優勢となり,日没頃になると幕府軍約500,新田軍約300の戦死者を出し,幕府軍は久米川へ,新田軍は入間川へ,それぞれ撤退したのだという。

 なお,この戦いにおいて,新田軍が本陣を築き,白旗(新田氏は源氏の血統)を立てた場所が,現在も「白旗塚」という史跡として残されている。
 この塚は神聖な場所として,登ると祟られると伝えられているほか,この塚を写真撮影すると心霊写真が撮影される,また,塚の周りを鎧武者の幽霊が徘徊しているなどという噂があるそうである。

 最後に,同地では上記の戦い以外にも,建武2年(1335年)には北条時行足利直義が,また,正平7年/文和元年(1352年)には足利尊氏新田義宗が争う舞台となった歴史がある。