青森市東部にある合浦公園は,明治12年(1880年)頃,旧弘前藩の庭師の造成したのがその始まりで,明治26年(1894年)に公園として完成した,青森湾に面した都市公園である。
園内には現在は600本の桜の木があるほか,南には八甲田連峰,北には下北半島を望むことができる,景観の美しい市民の憩いの場として親しまれている。
しかしながら,その美しい景観にも関わらず,同公園では自殺者が後を絶たないと言われており,一説には「首吊り公園」などとも呼ばれているのだという。
そのためなのだろうか,心霊スポットとしても認識されているようで,目の前で姿をかき消す美しい女性の幽霊,また,生気のない青い表情を浮かべ,腐敗臭を漂わせ消える幽霊等の目撃例があるのだという。
地元の人は夜間訪れることはない,恐怖スポットのようである。