足寄郡足寄町にある喜登牛山は標高約1300mの山で,その名はアイヌ語の「キトウシ」(行者ニンニクが群生する)に由来するのだという。
同山は登山道がないそうであるが,かつては営林署の山小屋が存在していて,そこで職員が夜を明かすこともあったそうである。
ところで,その山小屋に周囲では,夜間,周囲には誰もいないのにに,突然不気味な音が鳴り響く,また,やはり不気味な女性の悲鳴のような叫び声が山中に響き渡るのだという。
現在はすでにこの山小屋はないそうで,今も誰もいない山中でこの不気味な音や叫び声が響き渡るのか,残念ながら定かではないのである。