朱鞠内湖は雨竜川上流に位置する人造湖で,昭和18年(1943年)に完成している。
日本最大の湛水面積を持つ広大な湖で,総貯水容量もかつては日本一だった程である。
それだけ巨大なダムであるため,その工事はかなり難航した。
一説によれば同湖建造の際,零下の厳しい環境下にて作業することを余儀なくされ,その結果,数多くの労働者が命を落としたとされている。
そして,その労働者達の無念がそうさせるのか,同湖では作業着を着た労働者と思しき幽霊の目撃談があるという。
また,労働者以外でも,小さい女の子と思しき幽霊の目撃談があるそうである。
現在は格好の釣りスポットとして,太公望達には人気のある場所であるが,様々ないわくがあるようである。