１ 概要
十六沼は福島市北西部にある大笹生にある池で，周囲約500～600m，水深約3mの沼で，周囲には農村公園や遊歩道が整備されているほか，隣接して十六沼公園が建設され，一体的な総合公園として機能している場所でもある。
さて，そのような十六沼であるが，心霊スポットとであると噂されている場所でもある。
何でも，夜中にこの場所を訪れると，高い確率で「何か」を目撃することができるのだという。
２ 解説
十六沼という変わった名称を持つ同沼だが，その名の由来は，かつて，近隣の村に住む男性と将来を約束した娘が，その男性に裏切られたため，この世を儚んでこの沼に身を投げた，そして，その娘の年齢が16歳であったことからこの名が付いたのだという（なお，十六沼は明治時代以前，地域の農業用ため池として築造されたのだという。）。
真偽の程は不明であるが，もしかすると今でもその娘の霊が浮かばれず，夜な夜な現れるのかも知れない。
