福島県心霊スポット情報

福島県心霊スポット情報

福島県内の心霊スポット(全国に拡大予定、まずは東北から。)の概要とその情報について,霊感ゼロの四十雀が独断と偏見を交えつつ解説したいと思います。

魔術

 まずはこの本を見ていただきたい。

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 私が中学生の頃購入した本である。中学生の頃から厨二病を患い,そのまま大人になってしまった感のある私であるが,当時,決して安くないだろう1700円×2冊で購入した本を大事に今まで取っておいて,今回このように一つのネタとして日の目を迎えることが出来た点,自分のこの「病」に感謝しているところである。

 少し話が脱線したので本筋に戻したい。
 中学時代よりオカルト的な話に興味のあった私は,当時,タロットに興味があり,購入したタロットの本の著者が「アレクサンドリア木星王」という方で,そこから同氏が運営しているショップの商品を知り,カタログ等を取り寄せ,そしてこの本を購入したものである。

 この本は,アメリカの魔女が使う薬草魔術やキャンドル魔術等の使い方について手引きをしている本で,恋愛,健康,金運等,多感な時期の中学生の興味を引くような内容の魔術についてそのやり方が記載されている。
 無論,内容(特に用意する物の入手)が困難なものもあるが,比較的簡単にできるものも紹介されている。

 例えば,ブードゥーで用いられるとされる惚れ薬の紹介としては,
 同量のウォッカ,カカオリキュール,ジンを氷とミントの上に注ぐと出来上がり
 とのことである。少し強そうなカクテルな気がするがこれを気になる女性に飲ませると良いらしい。

 反面,妻である自分の浮気が,夫である相手に知られないようにするための魔術に使う道具として,二枚の銀貨を死者の閉じた瞳の上に一晩置く,とある。銀貨であれば,いわゆる「旧100円硬貨」が比較的入手しやすいが,それを死者の閉じた瞳の上に一晩置く,というのはかなりハードルの高い話と言えよう。

 さて,先に説明したとおり,この本では薬草魔術,つまり薬草(=ハーブ)を用いた魔術のやり方が多く記述されている。
 たまたま,私は現在,趣味でいくつかのハーブの栽培をしているところであるが,実は,私が育てているハーブの中で,敵に苦痛をもたらすための呪いの袋を作るために使用できるハーブがあることが判明した。

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 それがこちら,バレリアンというハーブである。元々,不眠症改善になるよう育てているハーブであるが,副作用もいくつかあるようで,育ててはいるものの,まだどう使うか決めかねているハーブでもある(根の部分を使うのだが,そもそもその根の部分は,相当きつい臭いがするらしい。)。

 そのバレリアンをどう使うか,というと,まず,次のものを準備する。
 ・コウモリの心臓に針を一本突き刺したもの
 ・墓地の土少し
 ・棺用の釘一本
 ・バレリアン少量
 ・半分に折れた釘

 これらと,羊皮紙の小片にワタリガラスのインクで敵の名前を逆に書いたものを袋に入れ,相手の家のできる限り近くに出かけこっそり隠してくるのだという(なお,コウモリの心臓,墓地の土,棺の釘は魔術でよく使われるらしく,専門の店で販売されているらしい。)。

 その効果について,私が何とも言える立場にないが,先に紹介した惚れ薬のように,ネタとして面白いものも存在している。
 今後,ハーブ育成等と関連して,どのようなものなのか,自分で試せるものがあれば試してみたいところである。