福島県心霊スポット情報

福島県心霊スポット情報

福島県内の心霊スポット(全国に拡大予定、まずは東北から。)の概要とその情報について,霊感ゼロの四十雀が独断と偏見を交えつつ解説したいと思います。

鍋被り(南会津郡桧枝岐村)

1 概要

 桧枝岐村の山中には,その名も「化物清水」と呼ばれる泉があり,いつの時代のことか,その辺りに小屋を構え檜材を取る木挽きの一団があった。

 三月の節句も間近な朝,皆,眠りにふけっていると小屋の入口の戸をバリバリと掻き破るものがあるので,小屋の者は起き出し,斧などを手に戸を開けると,泉の辺りに大きな鍋を被った怪物が蹲っていたという。

 間もなく,節句を家で祝うため小屋から村に戻った木挽き達が,口々に鍋を被った怪物の話を村人にしたところ,一人の男はそれを嘲り全く信じようとしなかった。それどころか,この男は翌日,化物などはいないことを確かめて来てやると,小屋へ向かってしまった。

 村では,男の帰るのを明日か明日かと心待ちにしていたが,二日経ち,三日経っても一向に音沙汰がないため,ついに村の壮者と木挽きとが小屋へ向かうと,果たして小屋の中は空っぽであった。
 そこで,小屋の周辺を探すと,背負梯子の背当ての方を山に向けておろしており,傍らの木の幹には山鉈が食い込ませてあるなど,何者かと格闘をした形跡が留められていたが,遂に男の姿を見つけることはできなかった。

 その後,ワカに頼んで口寄せをすると,皆が探しているとき,俺はあの木の上にいたが,モノに押さえつけられていて口を利くことができなかった,と語ったという。

2 解説

 上記の「化物清水」が現在も存在するのか,残念ながら詳細は不明である(なお,上記に出てくる「ワカ」は巫女のことである。)。

sizyuukara-1979.hateblo.jp

 
 しかし,問題の怪物は鍋を被っているという特徴のほか,どのような怪物(ないし妖怪)なのか,残念ながら詳細は不明である。