令和2年1月29日 改訂
1 概要
大熊町の海岸線近くに,神社と公園がある場所がある。地元民の話によれば,この付近は死者が多く出ているらしく,そのためか幽霊の目撃談がるという。神社は愛宕神社とのことで,人気はかなり少ない場所とのことである。
また,この辺りでは,「バタバタ」と呼ばれる幽霊の類が出没するという。
2 解説
この話は震災前,地元民の方から聴いた話である。現在は帰還困難地域に該当するため,訪れることのできない同地であるが,確かに,海岸線沿いに愛宕神社は存在しているようである。
私の記憶限りの話でもあるが,この辺りには海水浴ができるような場所はなかった記憶している。仮に遊泳等した場合,離岸流の影響で沖に出てしまい,そのまま命を落としてしまう危険性があるように思えてならない。
また,「バタバタ」とは,溺死した方が幽霊または妖怪化したもので,もがき苦しむ様から「バタバタ」という名称となったという。凶悪な幽霊で,生者を海に引き込むという話も教えていただいた。
令和2年1月29日 追加
上記文書中,「この辺りには海水浴ができるような場所は・・・。」との記載があるとことであるが,調べてみたところ,この附近に「大熊海水浴場」という場所があったそうである。
情報によれば,夜,この海水浴場であ写真を撮ると,必ずオーブが写るとされているという。やはり,何かしらの「いわく」が存在すると見ていいのではないだろうか。